パイロット製の、シャープペンと黒赤のボールペンが一体になったペンをいただきました。ちょっとおしゃれなペンで気に入ってたので、黒のボールペンをよく使ってました。ところが、
ほとんど使ってないのに、赤のインクが出ません。
書くときに、いらいらします。それで、いよいよ使わなくなったのですが、ちょっと時間があったので、復活させることにしました。
まずネットで調べたところインクが付かなくなる原因は
1、インクが固まっている
2、ボールペンのインクの中に空気が入っている
3、ペン先にごみをまきこんでいる
などでした。
それぞれの対処法として
1、あたためる
2、遠心力で空気を抜く
3、ティッシュペーパーなどにペン先をこすり付けながらごみを取る
などです。
ボールペンは、ペン先がくるくると回るボールが入っていて、それがインクを少しずつ出すような仕組みです。
実際に私が試してみた記録です。
1、ティッシュペーパーにペン先をこすり付ける
書くときに、ボールがくるくるとうまく回ればいいわけです。
それで、まず紙の上で書いてみたら、明らかにボールの滑りが悪くて引っかかってるのが分かりました。
線がスーと書けずに、インクが付いたり付かなかったりです。直線を描いてみると、不揃いな点線のようです。
ということは、ペン先に何かごみを巻き込んでるのかと思って、
ティッシュペーパーにペン先を何度もこすり付けたり、線を書いたりしてみました。
ティッシュペーパーはごく細かい繊維からできてるので、うまく行けばその繊維にペン先のごみが引っ掛かって取れるらしいです。
かなりしつこくこすり付けてみましたが、それでもまだ、うまくいきません。
2、ヒーターで温める
次に、ヒーターでペン先をしばらく
温めてみましたが、これも効果なしでした。まだらな線しか書けません。自分の手が熱くなり、なんか無駄な努力をしてる感じでした。
3、ひたすら書き続ける
仕方ないので、ペン先をなるべく
紙に垂直に押し付けるさせる感じで、何回も線を繰り返して書いてみました。
直線やぐるぐる渦巻を、
A4用紙がほぼいっぱいになるまで書き続けました。
ボールペンは下向きにしないとインクがうまく出ない作りになっていて、水平以上で書き続けると、だんだんインクが出なくなるそうです。それで、垂直にしてペンを持ち、ひっかりが取れるように書いてみればいいのではと思いました。
すると、少しずつですが滑りがよくなっていきました。
そしてついに、突然復活しました。
途中でインクがかすれることなく、すいすいと気持ちよく書くことができました。
とってもすっきりした気分です。
4、まとめ
今回はペン先のごみを取ったり、温めたりしたので、結果的にどの方法が一番良かったのか、または全部が少しずつよい結果につながったのかはわかりません。
言えることは、辛抱強く頑張ったのでうまく行きましたということです。
2,3回試し書きしてインクが付かなければ、普通は捨てるところです。
付かないボ-ルペンを復活させるには、根性と時間の余裕が必要なことが分かりました。
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